うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

今日の認知療法

本日寝起きの認知療法です。
ベッドの中で考え込み始めている自分に気づき、起き上がってPCに突進しました。
その内容です。
 
状況:昼ごろ、夢を見て目覚めた。
感情:悲しい75、失望75、不安80、困惑80
自動思考:あの頃(夫と付き合っていて喫茶店で話をしていた自分を思い出す)の私は、自分がまさかこんな風になるとは思っていなかっただろう。再発の可能性は高いし、治ってきたように思っているけど全然まだまだに違いない。胸がじんじんするし、負荷のかかることはできない。あの頃の自分がいとおしい。何も知らなかった。ずっと将来を悲観しながら生きてきたけど、その悲観の内容よりひどいだなんて。もううつ病を知らない自分に戻ることはできないのだ。何も知らずに突進する自分に戻ることはできないのだ。本当に治るのだろうか。治らないんじゃないか。なんでこんな風になってしまったんだろうか。もし、昔みたいに一生懸命人生を生きようとしたらきっと再発するに違いない。私は一生懸命頑張ることはできないということだ。
根拠:胸がじんじんする。回復の過程で後退している人をよく見る。発病してから、依然「よくなってる」と言っていたことが今見てみると、「いや全然よくなってないよ、安定してなかった」と思う。だから今も同じ。
反証:回復していた実例を何名か知っている。一気によくならなかったからといって別に絶望ではない。このくらいの年齢で「人生とはこういうものだ」と知ることができたことは素晴らしいことだし、友人も「生きるのは大変だよ」と言っていた。別の友人も病気ではないが人生停滞している。他の健康な人も「生きるのは大変だ」と言っていた。むしろ昔みたいに怖いもの知らずで突進してる方が今の年齢ならおかしいのではないか。この前人前で字を書いたが手は全く震えなかった。数日前の飲み会、知人と行ったライブでは、まったく元気だった。仕事もボランティアだが開始している。一気によくなることが良いことだと思っているがそうではない。生きるということはそういうことなのだ。再発と再燃は違う。再燃を怖がっている。再燃すらしていない。昨日は新しいお菓子に挑戦して、出来上がりを写真にとったらとても満足した。今日は椅子から気軽に立ち上がれるようになってきた。感覚的には目に見えてわかる大きなストレスがないと再発再燃はないのではないかという直観がしている。
総合:自分にとってではなくみんなにとっても人生とはこのくらい重い。それに気づいている私はみなと同じだ。一気によくなるようなものではない。それを乗り切るのに自分にとって良い方法を模索していこう。
 
以上を踏まえて言えること
いつも胸がじんじんする→していない。人と遊んでるときとか、美容院に行ったときとか、この前のライブも、飲み会も、家でゲームに熱中しているときも、なっていない。
ストレスがかかると手が震える→ストレスのかかる時ばかりではない。最近はサインするときとか全く震えていない。
初めてのことに突進できない→発病後SNSを始め、習い事二つを始め、仕事でボランティアを始めた。突進する必要はないし、突進するから失敗するのだと学んだ。健康な状態でもたぶん突進はしていない。そもそもこれまでの突進が誤っていたということはないか?だから突進する必要はない。
苦手な人間関係で再発する→苦手じゃない人間関係もたくさんあるしそれに救われる。友人とのランチが楽しみだ。友人のおかげで仕事にもすんなり入れた。私を気に入ってくれる習い事の先生もいる。夫や姉もいる。苦手な人間関係にさしかかったら本気で夫などに相談すればいい。一人で立ち向かう必要はない。
子供とか重い荷物を背負ったらもう胸がじんじんすることから逃れることができない→子供に救われて胸の違和感が消えるかも。自分が思った通りにはだいたいならないのが今までの経験から言えることだ。
夫が病気とか死んだとかしたら再発するだろう→誰でもストレスでどこかおかしくなる
更年期に差し掛かったらまた具合が悪くなるだろう→誰でもなる。
外に出て働こうとするとできない→外に出る必要はないけど怖がってできないだけかも。
今できないと言っていることは、健康なときでもやっていない可能性が高い。今、再発するかもと言っている状況は、誰でも何か不具合が生じる事柄である。自分の言っている通りになったためしがない。だから考えるだけ無駄である。将来の心配を全部引っ張り出してあげつらったらきりがない。全部挙げるつもりなら全然足りない。何に怖がっているか分からないが怖がっていることが問題だと思う。その怖がっていることに踏み出してみればいいし、でもそれがはたして必要なのかどうか考えてみてもいいと思う。そこにこだわっていることの方が問題なのではないか。そんなことしている暇があったら別の自分に合っていることを挑戦してもいいのではないか。
 再発の可能性は高い:うつ病の再発率50%~70%と言われている→一つの貴重な情報ではあるが、これは薬だけで治ろうとしている人。自分の問題に目を向けたり家族の理解がない人。自分はよくわかっているし、数字だけが独り歩きしても意味がない。問題なのは自分がどうなのかであって全体としてどうなのかではない。直観では気をつけるから大丈夫な気がしている。
全然まだまだに違いない:あとで振り返ったら、あのときはまだまだだった。と今思う。できるわけがないのにそう思おうとしていたと過去を振り返って思うときがある。→それは過去の段階の話で今のステージはむしろ、不安・怖がりを克服する段階かもしれない。つまり昔はうつ、今は不安が問題になっているのかもしれない。
今の感情:悲しい20、失望50、不安50、困惑10
その後の行動:考えることはやめ、ゲームをやって、台所の片づけをして、お風呂に入った。