高みに乗せる
ときどき自分を、自動的に、他人より高みにのせるような行動をとってしまう。
他人と比べて、どうにも自分が取るに足らない存在に見えるとき、
そんなことしたって取るに足らない存在と言う事実に変わりはないのに、
そういう状況にどうしても耐えられなくなって「自分はあなたたちとは違うのよ」
という行動をとってしまう。
だがそのことが逆に、他人を遠ざけてしまう。それで孤立感を感じる。
問題は、どうやって「取るに足らない存在」の自分に耐えるか、なんだ。
取るに足らない自分というものを意識する時、存在価値がないような気がしてくる。
どこの点でもただ負けていただけ、ということが分かった時、言い訳ができないことが分かった時、
精神的に人より劣っていることが分かった時。
~例えば、今みたいに、とるに足らない自分を持ちこたえることができず思わず高みにのぼってしまうとか。。。人によっては取るに足らない自分を発見しても、そんなことせずそこで自分と向き合うことができる人もいるだろう~
もし人と同等になりたいなら、人一倍努力しなければならない。変わらなければならない。。。というか自分の行動を変えなければならない、ことが分かるからだ。
あるいは取るに足らない存在のまま、どうしようもない人間のまま、人生が終わることを受け入れるか。
なぜ取るに足らない存在のまま終わることを受け入れられないのだろう。ものすごく怖いみたいなんだ。
そんなことより、自分が今楽しいと感じることやりたいことに目を向ければいいのに。
取るに足らない存在でも、楽しむことはできる。大笑いすることもできる。
なのにどうしても、途中で自分を高みに乗せることをやりたくなってしまう。人生が物足りないと思ってきてしまう。
他人に受け入れられたいと望んでいるくせに、他人を遠ざけるような行動をとってしまう。
でももうそれはやめようと思う。
だってそんなことしたって自分が変わるわけではないのだから。その行動がうざい。