また挑戦したい気持ちに
30代のまっただ中で、うつ病のために5、6年も無駄に費やした、と考えると、かなり人生損した気分になる。できるだけ無駄とは言いたくないが、あえて無駄ということにしてみよう。
できれば、こんな辛い経験はしたくなかったし、この時期であってほしくはなかったとどうしても考えてしまう。でも病気は、この時期を選んだのだろう、なぜか分からないけど。
この間に子どもは産み育てられたはずだよな、キャリアアップまでは難しかったかもしれないけど、それは本当にそう思う。
結論としては人生設計とか言うけれど、人生設計は立てても意味がないということかもしれない。親の世代は比較的設計通りなのかもしれないけれど。
これからの時代は、かなり大変な時代に入ってくるような気もするから、生きているだけで良しとできるのではと考える。
でもうつ病になったくせにまだまだ挑戦したいと考える自分がいる。というかそんな気持ちが出てきたのか。まさかの。これは嬉しいことだ。人間てすぐ忘れる馬鹿な生き物だよ。あれだけ挑戦して大変な思いをしたのに、また挑戦しようと思っているなんて。