うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

弱り衰えた両親

先日、両親に外で会った。

なんとなく以前より衰えたように見える

2ヶ月に一度くらいは最近もあったし

1ヶ月前にも会った

だがそれは実家だったせいか?

とにかく、私が招いて新しい場所で会食したとき

ひどく年取ったな

と思った

都心まで出てこられるだけでもすごいのか

7年前

ちょうど7年前

忘れもしない7年前

実家に通った

あの頃

あれでもまだ親は鬱である私に対抗する?元気があったのだ
あれでも

私は薬を一切、飲まなかった
精神科に行っていなかった

鬱の急性期でだ

それをそのまま両親に見せた

いわばその姿を見せたかったのだ

2012年、つまり5年前

1年間連絡を絶った、両親と

ここでさらに痛めつけられたようだ

両親は弱って見えた

年齢が年齢だ

なぜ弱って見えるか?

言ってみれば、全く反発してくる力がないからだ

7年前、その時でさえ懐かしいと思えるほど

私は忘れない

母が私の家に何度もきた

一人でいられないから

何度も来てもらった

帰る後ろ姿

身体症状と精神症状が激烈で

1秒もどうしたらいいかわからない状態の時

暗い中、慣れていない道を一人帰るその母の後ろ姿を見て

私は、送っていこうとした

途中まで行って

母は、ここまででいい、と言った

一人で帰るからここまででいいと

駅までは2キロ

その後ろ姿

何を考えて歩いたのだろう

何を考えて駅まで

一体母のその頭で

小さい背中で何を?

早く帰りたい?もう早く家に着きたい?だったのだろうか
それとも祈るように?早く娘をなおしてくれと祈るように?

それとも?

ただ疲れたと思ったのか?

私に想像がつくか?

母になったことのない私に

想像がつくか?

あの時の母の気持ちが?

私はあの時の母の後ろ姿
決して忘れることはない

小さく寂しく儚く
とりあえず駅まで歩こう、歩かなければと

考えていたろう

あの時何考えていたの?

と電話してみよう

手遅れにならぬうちに

とにかく手遅れにならぬうちに