苦しくても
苦しくても
たとえ苦しくても
同じことを継続するんだ
意味なんてわからなくても
ただそれをやるしかないから
それをやるしか、他にどうすることもできないから
それに意味があるかなんてわからない
それで効果があるかだってわからない
それでもやることがそれしかないなら、それをやるんだ
私が急性期、病院にもいけなかった一年半の間に学んだことはそういうことだ
普段使っている絶望などという言葉が
本当に陳腐なものに思えるほどに、
絶望の暗闇が足元に忍び寄って
もはやその言葉を使うことさえできなかった
絶望という言葉がひっくり返って、ただ希望があるようなことしか言えなかった
そんな時に私が学んだことはそういうことだ
絶望を口にした瞬間にそれが、現実になる、本当になる、そういう世界に生きているときに
人は、絶望なんて言葉を口にはできない
そんな状態にあった私でも、
ここまで来た
希望がないと感じている人がいるなら、
今やっていることを継続するんだ
意味があるかなんてわからなくて
もしかしたら全然ないかもしれない
ないどころか後退するかもしれない
それでもそれしかやれることがないのなら
それをやり続けるんだ
ひたすら、意味があるかなんてわからなくても
ただひたすら。