親が元気なうちに
結婚して、一日が空いて、暇になったら
親が元気なうちに
いろいろゆっくり一日を過ごして、話もしたいとか思って
学生時代とか、過ごしてきたのに
病気になって、両親との間にいろいろあった問題が顕在化してきて
親の感覚からしたら、実家に帰ってきたら少しでも楽になると思っていたようなのだけれど
全然楽になるどころか、まったく、実家にいられなかったので、
今まで隠れていた葛藤があらわになって
だからもう
そんなことはできないの
ゴーヤのカーテンとか
ハマミズキとかみると
心の涙がとまらない
母親は主婦としての長年を、そうやって、家でいろいろやって生活してきて
実家に咲いているハナミズキに気づいたのも病気になってからだった
夏になると母がゴーヤのカーテン作っていることも知らなかった
きっとたくさん、親から受け継ぎたいものがあるに違いない
でももう無理なんだよ
無理なの
私たちの間に葛藤が、もちあがってしまったから
昔のようにはいかない
母の味とかいろいろ教わろうと思っていたのに
もうそれもかなわない
普通に話すことができない
心の涙がとまらない