回復していく段階の焦燥感
最近、焦燥感が強いかもしれない。いや以前と比べて変わらないのかもしれないが、「全然焦燥感が治らない」という絶望感がある。
これは回復期にあると言われている、特有の焦燥感かもしれない。
つまり、病気が治ってきて前より活動量が増えてきたときの焦燥感である。
前より活動できるようになってきた。私の場合、一人で不動産屋にいってきて物件探しの相談してきたりとか、病気の間は完全に避けてきたような状況がやれるようになってきている。
こういうことができると、頭は「あ、戻ったんだ」と勘違い。
もちろん、できたことは一歩前進であることに違いはない。
だが、一部それができただけ、ということであって全体としてはまだまだである。
それで期待してるのにまだまだなんだ、ということで、逆に絶望感が強くなってしまうのだと思う。
最近はそんな状態が続いている。まだ倍ぐらいかかるのかな~やだよ~
「治らないのではないか」という悲観的な考えはこの1年ぐらいで大きく変化したはずなのに、また「これ以上はよくならないのではないか」という考えが出てきたりしている。不思議なもんだ。
期待がどんどん上がって行ってしまうからこそ、失望感も出てくるのだろう。
本当にひどい病気の時に比べれば、1秒1秒が闘いであったころと比べれば全然まし。
もし3年前に、今と同じ状態になれると知っていたら、もう万々歳といったところだったろう。
なのに今やまた絶望感なのだ。
人間の心は不思議。もしかしたら、多くのことができるようになっても、認知だけは今と変わらず悪い、なんてことがあるのかもしれない。