うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

「治らない」という考えの変化

※追加修正しています。
【認知面(考え方)における変化】
「治らない」という考え方の変化

治りたくない」 2010年1月~2010年7月(?)
「絶対に一生治らない」 2010年1月~
「(治りたいけど)私は治らない」 2010年8月(?)~2011年
「治らないのではないか」~2012年4月
「このままいけば治るだろう」2012年5月~
「これ以上は治らないかもしれない(完全に元の状態には戻らないかもしれない)」


うつ病の時には「治らない」にまつわる考え方(認知)は非常に重要である、と思っている。
この考え方が抑うつ感情と直結すると思うからである。この考え方が変化すると、全体的に底上げされる感じはしてくる。

だから、この考え方をどの程度信じているか、見ておくことは重要である。
特に最初の「治りたくない」という考えが非常に重要である。
うつ病が治らなくていい=治りたくない=死んでもいい=死の世界へ行きたい
という状態が重症のときである。
このとき、うつ病患者はこの「治りたくない」という、死の世界に引っ張られる世界に生きていて、それと闘っている。必死にその考えに引っ張られまいとしている。そしてこれに負けてしまう場合、自殺してしまうことがあり得る。

「治りたいけど絶対に治らないに決まっている」という考えなど、「治りたくない」という考えに比べたら希望がある。少なくとも「治りたい」とは思っているからである。それに向かって何らかの方策をとれる。そういう方向へと持って行ける。
だが、「治りたくない」と思っている人に対してそれはできない。本人がそう望んでいないのだから。