うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

1,2種類の薬は大いに役立つがそれ以上は有害???

振り返ってみて思うのだが、薬物療法は確かに役に立つ。

だが、数種類以上の薬を何年も、は意味がない。むしろ害になる。

と気づいた。。。感覚的にだが。

だからこれが効果てき面という薬を見つけたら、あとは我慢しよう。

我慢できないのなら生活を見直そう。それ以上のまないとやっていられないぐらいの生活なら、容易に再発すると考えよう。

効果てきめんのものを1,2種類見つけたら、それ以上は有害なのでやめよう。

なぜ有害か。

それは認知療法の考え方から。

うつ病の患者は、うつ病であることを否定的に思っている。うつ病だからって人間として失格ではないと、いいきかせてもなかなかそう思えるようになるまでに、時間がかかる。

そこで自分が鬱病であるということを意識する瞬間をできるだけ減らさなければならない。

何年も患っている人は恐らく、複数の薬を飲んでいる。

何年も薬を飲んでいるが大して問題に感じないで日常生活を送っている人は恐らく薬の量が少ない。

薬が多いから具合が悪いのか、具合が悪いから薬が多いのかは分からないが、関連はある。

薬が多いと、頭に「私はうつ病です。人間失格です」という信号を送ることになる。精神科に通っていること自体もそうである。

認知療法の考え方では、自分に関する否定的な考えこそがうつ病をひきおこす。

まさに大量の薬をのむことでその認知を強化してしまっているのである。

大量の薬をのむたびに、自分はうつ病だ、人間失格だとどこかで言い聞かせている。

そしてそのことを一日3回以上もやっているわけである。

その機会をできるだけ少なくした方がいい。

重症で危機的な状態も経験した私が思うに、自分に効果のある薬は1,2種類ぐらいしかない。逆に言えばそれで充分である。

医者は具合が悪いと言えば何かをしなければならないと考えるから薬を出す。それは内科でも同じこと。胃が痛いと訴えれば胃薬を出す。そのまま放置していても治る場合がほとんどにも関わらず、である。

だから、薬を多く出させるような訴え方はしないように努めたほうがいい。

実際、私はそうやってこの2年半やってきた。具合が悪くなかったわけではない。経過を見てもらえば分かるがそれはもうひどい状態、手がつけられない状態であったが、決して必要以上は服用しなかった。

薬を突然中断するのはまずいが、薬をある一定の種類以上のまないよう我慢することは決して問題ではないと思う。

効かないと思ったらすぐに訴えてやめるべきだ。出してほしいという患者に対して医者は警戒するが、これは効かないやめたいと訴えてそれを受け入れない医者は決していない。

だからといって薬が全く役に立たないとは言っていない。
つ病に対しての薬物治療は、やはり第一選択の治療法である。自分も相当助かった。

大量に飲まないようにといっているのである。それは自分を否定的に捉えるきっかけになってしまうからである。そして、うつ状態は否定的な認知によって支えられていることを思い出してほしい。