うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

医者のかかり方

これは結構前からブログにも書いてきたことだが、

病気の治療を医者任せにしてはいけない。

自分の問題として能動的に関わらなければいけない。

確かに精神科医の中には、???な方がいることも事実。

実際、私が通っているところの医師も、毎回同席する夫が「これなら今すぐ俺でもできそうだ、今から転職しようかな」と言い出すぐらい、きらりと光る専門性みたいなものをあまり感じない。

だがそれに対して怒っていては始まらない。

というか、もはや怒っている余裕はない。

受診して「?」と思ったり、落ち込んだり、した場合には、その理由を考える。そのまま放置しているとよくない。自分でその理由を探ってみることだ。

自分ではよくなっていると思ってきたのに薬が増えたとき、「まあよくわからないけど先生の言う通り任せておこう」となりがちだが、これはダメ。一応それを伝えよう。「自分ではよくなっていると思ってたんですが、増える理由は何でしょうか?」と。

逆にせっかく苦しい症状を伝えようと思ったのに薬が増えなかった、もやもや→まあいいか。これも理由をきいたほうがいい。答えをきいて合点がいく場合もある。そうすると先生に対する信頼度も増す。

なぜもやもやを放置してはならないかと言うと、このような医師との間で起こる、意思の疎通のうまくいかなかったことが、病気に悪い影響を及ぼすからである。この病気に関して唯一頼っているところで、自分の問題が理解されていないという感覚を残したまま放置すると、当然おちこみも強くなる。

問題はこのようなことを訊ねることさえエネルギーがなくてできない、という場合である。その場合は次回あらためてでもかまわないし、家族同伴で言ってもらうのも構わないし、何か対策を考えるとよいと思う。

いずれにせよ、大切なことは、診察場面で何が起こっているのかを誰より自分こそがきちんと把握しておくということ、意識しておくということ。

うつ病のときにはそんなこと考える余裕ないのではないかと思うがそんなことはない。病気の時は実はセンサーがとても鋭く、自分にとって不利・不快なことが起こった場合にはちゃんと症状が強まって教えてくれるものだ。

診察に行ってから何か具合がよくない、と思ったらそれがサインだ。

病気の時の自分のセンスは信用していいと思う。むしろ健康な時より、物事をしっかりと見据えていると思ってもいいぐらいだ。