うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

回復に役立ったこと

既に書いたかもしれないが、もう一度記録しておく

【改善に役立ったこと】

①「しなければいけない」意識のものをとことんまでやめる
②楽なこと、好きなこと、興味を魅かれているものをどんどん取り入れていく→新しい世界に開かれていき、ここから別の道が見えてくることもある。
③精神症状が軽くなるものは積極的にとりいれる(薬、睡眠等、負荷のある人間関係を回避する、逆に孤独感の軽減に人と会う)
④思い込みを修正する(自分でもびっくりするぐらいの思い込みを抱えているもの)
心理的テーマを克服する&新しいスキルの獲得

これは発症から今まで、ずっと、この法則はたぶん変わらない。
回復の各段階で、やる事柄はそれぞれ異なってくると思うが、法則自体は変わらないと思う。

これらができると、本当に、楽になれる。楽になることで、症状が改善につながる。

これらを、やりやすい順番に並べると
③→②→①→④→⑤

ちなみにそれぞれの具体例をあげると、私の場合、
①一人でいること、夕食の準備、知り合いと会うこと、仕事はもってのほか。トラウマになったようなものはとことん避けた。
②歌うこと、家族と出かける
③とにかく眠る、眠ると気持ちがいい。そのために薬を使う
認知療法をやったり本を読んだりして「私は無能で何もできない」「頑張ってはいけない」「今までの自分は全部間違い」等々の激しい思い込みを修正することができて、全体的に何をするにも力が出せるようになったという実感。
⑤いろいろあるが、特に、母親との心理的密着を断ち切りより健康的な関係を持つようになったこと

⑤はとにかく厳しく、難しい課題で覚悟が必要かもしれない。
うつ病になった人は多かれ少なかれ何らかの課題を抱えていると思う。上司との関係でも、親との関係でも、配偶者との関係でも、仕事のやり方でも。これを変えるには、筆舌に尽くし難い苦痛と努力が必要である。それを変えるためにうつ病になったのだと思っても過言ではない。

ストレスだけでうつ病にはならない。
何か大きな変革が必要だから病気になる。