うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

カウンセリングで振り返り

最近はカウンセリングを毎週に変更した。

症状含めた今ある問題と、もとからある性格的な問題と、それから発症後1年半の壮絶な体験を話すのに、2週間に1回では時間が足りないから増やした。

今日も発症後1年半の、病院に行けなかった頃の、症状が本当にひどかったころの「この世のものとは思えない」体験について話してきた。

・薬なしで自力で直さなければ根本的な解決にならないと思い込んでいたこと(まじめで一つ一つクリアしていかないとならない性格?).
・その時、周囲の人にしてほしかったこと、母親に自分のそばに寄り添って、自分の話をきいてもらい、完全に理解してもらいたいと思っていたけど、それが現実的には不可能であったこと。そしてそれは恐らく、幼い頃、母親にしてほしかったことであるのだろうこと(母は過保護ではあったが私と言う人間を理解していたわけではない)
・「治りたくない」(=死の世界で永遠の一体感を得たい)という強い欲求を、誰かに理解してもらえれば、救われると思っていた一方で、誰かにそんなこと理解されたらそれはそれで恐ろしいと思っていたこと(理解されたら心中とかの世界に入りますから)。それは「何を投げても何も返ってこないことが分かっているから何も投げない世界」という完全に孤独な世界であったこと。誰かに理解されることを完全に放棄していた。
・どこのところに立っているのか全く分からなかったこと。自分がどこにいるのか、完全に不安定であったこと。夫の妻でもなく、実家に心がまだ残っているような感覚もあり。。。
・この時期、自分は母親の心理的な世界の中に入り込んでいただけで、本当は一人なのだという事実に完全に気づいてしまっていて、それが怖くてたまらなかったのだということ。これは相当無意識の深いレベルでの体験をしていた、ということ。

それでも分からないな。こんな苦しい思いをして病院に行かずに私はいったい何がしたかったのか。

それでもこういうことを話して理解してくれる人がいるというだけで嬉しいという言葉をカウンセラーに残して、今日は終了した。

カウンセラーは別に何かすごいことを言う訳じゃない。ただ一緒に聴いていてくれるだけだ。それで充分なんだ。