回復過程は薄い皮を一枚一枚重ねていくようなもの
やっと良い表現が見つかったと思う
改善するということは、よくなるということは、直線的なものとか波状に次第にあがっていくものをイメージしがちだけれど、
私自身のこれまでの回復過程を考えるとむしろ
薄い皮を一枚一枚重ねていくイメージの方が近い
さまざまな変数(各症状や社会生活、人間関係、内面の変化、スキルの習得その他もろもろ)が同時に少しずつあがっていく。
どれか一つだけが急に良くなったりしないからその変化が分からない
全体が少しずつあがっていって、あるとき、何らかの閾値を超えると、改善したことが顕在化する
たとえば、体全体が動かされるようなえも言われぬ焦燥感、これが1年半前はとても問題だったが、今は全く消えている。焦りはあるけど、あの、身体ごともっていかれるような焦燥感は完全に消失したと言っていいと思う
でもそれがなんでそうなったのか、分からない。多分、いろいろなところが徐々によくなって、結果そうなったものと思う。人との交流をするようになったこともあると思うし、仕事をするようになったこともそうだと思うし、でも仕事をするようになった人の中にもこの焦燥感をまだ抱えている人は確実にいるんだと思うし、何がどういうカタチで、回復したというカタチとなるのかは本当に分からない。
でもこの焦燥感がなくなったことは確か。