うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

精神的な弱さの克服

私自身、とても精神力が弱いことに悩んでいる。
自分で言うのもナンだが、私自身の大きな一つの特徴は、「弱さ」である。

そしてこの弱さを補うために、見せかけの強さで、生きようとしてきた

でもそれで無理がたたって、うつ病になった

うつ病になってからも、最初は自身の弱さを否認し、病院へ行かなかった

それでひどい状態になった。生活機能が完全に破綻しているのに、それを否認していた。

私は自分自身の弱さを否認するため、

私自身より家族に問題があると断定し(実際問題はある)、

病院へ行かずに、家族会議というものを行なった。

これはこれで、まま、意味はあったと思う。

両親に本当の自分を知ってもらいたかった。

ここまでひどい体の状態でないと、両親は理解しないと踏んでいた。

それはそれで正しい方法だったろう。

否認して他の人(両親、特に母親)のせいにでもしていなければ、

多分、こんなことはしていなかった。両親は、両親で、私の具合が相当悪くなければ、必要性を感じなかったに違いない

ただ私は、私が弱くてダメなのではない、ということをどうしても主張したかった

そしてそれは両親との関係において、一定の効果があった、いやかなりあった

だが一方で、現実はどんどん悪い方向へ行っていた

あらゆる選択肢を試しても、良くはならない、というところまで来ていた

悪化はしていないが、決して、良くなっていない。

現実機能を完全に失っていて、一人で生きているとは到底言えない状態、であった。

(こんな状態でも1年は生きられる、日本という国の、豊かさ、基礎生活レベルの高さ、を本当に思い知ったところである。生活機能が破綻していても、何とか生きれてしまうのである。コンビニがあるとかね、そういうこと。)

現実機能を維持するための選択肢がいよいよなくなったところで、

私には生命力はあるのだろう。

私の無意識が、命の危険を察知して、夢を見た。

空を飛ぶ夢だった

そして起きた時に、私は魂が一段下がったと言う感覚を持った

そして謙虚さを獲得した

否認していた、自分の無力さ、弱さを認め、病院へ行くことにした。

これが私の武器である

必要な時に謙虚になれる

その大切さを、知っている

それが私の強さである