できるかできないかではなく、やるかやらないか
究極は、できるかできないか、ではなく、
やるかやらないか
だと思う。
ずっと自分には能力がない、とうじうじしていた。
能力がないから、やっても意味がない、
というやつだ。
でも、やってみて体験していかないと、世の中ほとんどのことは分からない。
そうなってしまったことを嘆いていても始まらない。
やるかやらないか、という視点を持って初めて、
自分自身を客観的に顧みる姿勢というものが生まれる。
できるからやる、できそうだからやる、というポジションにいるとダメだ。
うつ病になる人は、「やるかやらないか」ではなく、「できるかできないか」にポジションを置いている人たちだ。仮にやってきたことがあったとしても「できるからやる」というポジションであったはずだ。
だから何もできなくなった時に、「できないからやらない」という選択をすることになる。
だが「できないからやらない」のままでは、心身ともに辛いのがうつ病。だからそこから脱却しないといけない。できなくてもやる、の方向に行かざるを得なくなる。
「できるからやる」にはなりようがない。何故なら、鬱で何もできない、から。
しかし「できないからやらない」のままでは、現状維持のまま。そして現状維持だとかなり辛い。
こうなった時に、初めて「できないことが分かっているところから、できることを探して始める」ということを試される。
何よりも体験は重要だ。とても重要だ。