うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

できるかできないかではなく、やるかやらないか

究極は、できるかできないか、ではなく、
やるかやらないか
だと思う。

ずっと自分には能力がない、とうじうじしていた。

能力がないから、やっても意味がない、

というやつだ。

でも、やってみて体験していかないと、世の中ほとんどのことは分からない。

そうなってしまったことを嘆いていても始まらない。

やるかやらないか、という視点を持って初めて、

自分自身を客観的に顧みる姿勢というものが生まれる。

できるからやる、できそうだからやる、というポジションにいるとダメだ。

うつ病になる人は、「やるかやらないか」ではなく、「できるかできないか」にポジションを置いている人たちだ。仮にやってきたことがあったとしても「できるからやる」というポジションであったはずだ。

だから何もできなくなった時に、「できないからやらない」という選択をすることになる。

だが「できないからやらない」のままでは、心身ともに辛いのがうつ病。だからそこから脱却しないといけない。できなくてもやる、の方向に行かざるを得なくなる。

「できるからやる」にはなりようがない。何故なら、鬱で何もできない、から。

しかし「できないからやらない」のままでは、現状維持のまま。そして現状維持だとかなり辛い。

こうなった時に、初めて「できないことが分かっているところから、できることを探して始める」ということを試される。

何よりも体験は重要だ。とても重要だ。