うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

今日一日を過ごすということ

何か心が一所に落ち着いた。今何をすべきかというところが、表面的なことではなく、もっと深いところで感じられ、ただ形だけ整えても仕方のないことが、少しずつ分かってきた。

仕事で挫折したから、ずっと、仕事関係の人にどう思われているのかを考えて、焦っていた。何か悪い方向に思われているに違いないと、毎日、どこか心の中で思っていた。

でも今は、仕事について「どうしよう」と決めなければならないという強迫観念と焦りから解放されている。今まではずっとそれで焦っていた。だからやめようとか、続けようとか極端な結論を出そうとしていた。でもそれは間違えていた。

今は私がどうなろうとほとんど誰も気づいていないし気にしていないと考えられるようになった。だってそれが事実だと思うし。自分が自分に対してそう思っているから他の人もそう思うのではないかという被害妄想だ。

今の目標は、自分の二本の足でしっかりと立つこと。今までは親の価値観の傘下にあって物事を進めてきたということが大きいが、そこから脱出して、自分のことを自分で賄うという目標を得られた。最初の頃にもブログで書いた本当の意味での「自立」ということである。そしてそれがとりもなおさず本物の「自信」につながる。すぐには自信はつくまい。だが、親の価値観を借りて、何かを積み上げるのではなく、そこから脱出して自分で一つずつ積み上げていくことが、自分の確固たる自信につながる。そのことがようやく分かった。

まずは一日を自分できちんと過ごせること。今はたかが一日さえも、自分自身で生きることができていなかったと分かった。これまでもずっとそうであったのだ。情けない。ここまでにならないと気付かなかった。情けない。だが今はもう分かったのだから、それに向かって進んでいくしかない。