お守り
母からお守り届く
何も言うことができないのだろう。数年は何か手紙のようなものがきても、ほとんど、どうしてる?的なことは訊いて来ない。
ああ話したい
でも分からないんだろうな~
何か言っても、期待したような答えが返ってこないどころかまた余計に傷つくことを言われて落ち込むんだろうな
これ何回繰り返したことか
でも分かってもらいたい
言いたい
でも。。。
向こうは何を考えているんだろう。
傷つけたくはないけど分かってもらいたいなんて、そんなうまいこといかないんだよな
親の方が、昔私が困っていた時何かができたかといえば、話をきいたとしてもやっぱり何もできなかったろうと言っている。
そうなんだよな。
だから私は思う
この世に、親子ほどの悲劇を見つけることはできないと。
私たちは、悲しい劇を演じさせられている。
どちらも悪くない。
でもどちらも深く傷つく
それが悲劇。