うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

4月の状態とここ数ヶ月間の症状経過から回復過程に関する雑感

<ここ数ヶ月間(1月~4月)における症状経過から、回復過程における回復の仕方についての雑感>

1。ここ数ヶ月間、およそ4、5ヶ月間で、日常生活の活動量を増やした。特に家の中でやること。毎日入浴してるし、少しだが掃除や洗い物などもしている。身支度も毎日きちんとしている。朝の10分の散歩も毎日やっている。以前もやっていたが、継続できるようになったということがポイント。

2。友達と会うことを週1ペースでやっている。パーティやライブに参加することも含む。これは、自律神経の症状を引き起こす大きなきっかけとなっている「孤独感」を軽減させるためである。また、週1でボランティアにも行っているが、それも孤独感経験のためである。これは非常に役立っていて、具合が悪いときでも人に会うと回復する。

3。一日一人で過ごすこともあるが、「ずっと家の中で座って考え込んでいる」というような、以前のような状態はなくなり、何かしら活動をしている。家の中や外に少し出るなど。そのため、一人でいても、ひどく具合が悪くなりすぎるということがない。

4。楽しいときは楽しめるようになったし、そんなときには基本的に幸福感も味わえている。将来に希望も持てている。

5。だが、具合が悪いときは、自律神経の症状が出て、活力やエネルギーを奪われ、何もできなくなり座ったり横になって考え込んでしまうという状態に変化はない。その程度はものすごくひどい時に比べればだいぶましになっているものの、主観的に見れば苦しい。絶望感も出てくる。

6。基本的に、抑鬱状態にあるため、思考が深いところにある。「思考」の部分だけでなく、「体全体」が深いところにいるような感覚である。深いとは、無意識の深い層のことである。それで、孤独感軽減のために誰かと交流しても、それがただの孤独感の軽減という目的だけでなく、その体験から
「いろいろなものが見えてしまう」※悪いものも見えるが、良いものも見える。
そのせいで、いろいろな深い体験ができるが、そのかわりに、疲れる。
自分自身について、洞察を深めることもよくある。
10分しか乗車していない電車。頻繁に利用しているのに、ずっと20分乗っているのだと思っていた。つまり体験が人の2倍になっている。

◎症状全体についてまとめると、
-100がうつ病の最悪の状態で、+100が健康でベストな状態で動けている状態と仮定して、
健康なときは0~+100の間を行ったり来たりしていると考えれば、

ー50~+50

ぐらいの間をうろついているということか。

次からが回復過程において、一番気をつけておかなければならないことだと思うが、

+50を何日間か体験すると、その間は健康なときと同じだから「ああ元にもどった」と早合点してしまい、期待を持ってしまう。
だが、実際は+100の活力はまだ出ないし(例えば毎日8時間勤務とかが無理)、マイナス50の状態が出てくる

4月の1ヶ月間は、ほとんど何のストレスもないのに、朝起きた直後から具合が悪いということが何日もあって、落ち込んだ。まだまだなんだと認識させされた。4月の症状出現の理由は恐らく、1月~3月まで頑張って活動量を増やした、ということと季節の変わり目であったということが挙げられるだろう。

だから、この振れ幅を少しずつ上にあげていく、ということが回復過程では必要で、ちょっと良い状態のときがでたからといって、完治したと思ってはならないということ。