うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

危ない焦燥感

いわゆる危ないと言われている焦燥感がやってきた。
病気で休養中と考えている間は見ないようにしていたものがバーと見えてくる時期だ。
現実的なことがぶわーと見えてきた。空想とかで逃げられない問題だ。
回復してきたからこそなんだろうがいよいよ見えてきた。

出産適齢期は過ぎていること
仮に産めたとしても育児は大変で再発するかもしれないこと
子どもがいるならお金のために働かなければならないこと
働く場所で再び問題が起きる可能性が高いこと←これが大きいかも
今ある人間関係は、習い事とかカウンセリングとかお金を支払っているため非常に相手も優しく接してくれるが、現実の社会になったらそうではなくなり、それに耐えられるのか分からないこと
自分の理想とする基準のせいで、不全感ばかりが残るが、そういった基準なしには、逆に何を立ち位置にして生きていったらいいのか全然分からないこと
発症のきっかけとなった仕事以外に生きる道を作ってこなかった(友人関係とか趣味とかに心を入れることができるということ)のに、その仕事は非常に大きな心理的負担を与え再び鬱になるかもしれないこと。かといってそれ以外に生きる道のないこと。
仕事をしていて根本的に他の人との精神力というか、精神的な能力の差異に気づいていたと思う。人から軽んじられることも多かった。それを受け入れることのできる自分であればいいが、そんな自分は作ってきていない。そもそもが高い基準に到達するために努力する自分を居心地がいいと思ってきて友達などほとんど作ってもこなかったのだから。

「自分が頑張って理想の基準に到達する」という生き方しか足場にしてこなかったから、それをうつ病になることで奪われてしまってそれでかなり危うくなっている。
いつも人と比べて劣っているかどうかという基準でしか生きてこなかったので、子どももいない、仕事もできない、人間関係も楽なものでしかやれないなんていう自分に非常に強い焦りを感じること。

生きてさえいればなんだっていいというのはよく分かっている
でも、回復してきて、現実の社会に踏み出してきてみて、こういうことがぶわーと見えてきてしまった。

うつ病の回復期に見られる危険な焦燥感だ。カウンセラーからも以前指摘されていた。

どこか、根本的に、人と違っている、人と違って上手くは生きられない気がどうしてもしている。っていうかずっとしてきた。昔っから。ごまかして生きてきたんだけど。

努力はしてきたつもりだけど、やっぱり無理なんじゃないかな。

ちょっと人間関係であってびっくりするぐらい落ちてしまった。何のことはないのに軽く見られてるなと思ってしまった。仮にそれが、おもいこみだとしても、ここまで落ちてしまうんではまだまだ治ったとは言えない。

何度も布団の中で、いきなりどうしようもなく怖くなり「あ~もう無理無理」と。こんなこと病前はなかった。もう4年半たってしまった。4年半って、ものすごくいろんなことを経験できる時間だよ。仕事だってたくさん積み上げられる時間だよ。子どもだったら4歳半になっているんだよ。
耐えられない
耐えられない
怖い。