うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

落ちるときのパターン

対処法 #メンタルヘルス
多少具合が悪くてもご飯が作れるようになったことは、だいぶ進歩だと思う。
病気になってから３年間の悲願達成、という感じもする。

だが未だに希死念慮が強く出現するようなこともあり、具合が非常に悪くなることがある。
昨日は久々に身体反応が出てしまって夫に話をきいてもらうことになった。

きっかけは必ずある。天候とかではなく、人間関係。
落ちると全身から気力をうばい、何もする気力がでない。
本当に最悪の時みたいにどうにしても体が動かないということではないけれども、病前にもあったのと同じぐらいの感覚で気力が出ない。何もできなくなってしまう。

【パターン】
自分に対してこうしてくれるはずのことがしてくれていないとか、理不尽に扱われたとかで激しい怒り（自己愛の憤怒みたいなもの）がわく（これが正当な要求の時もあればそうでないこともある。本来私の方から何か言わなくても相手が当然してくれるはずだと思い込んでいる場合もある）
（→それに対して無意識に制裁を加えねばという感覚が働き実際に何らかの行動をとることもある）
↓
何らかの行動をとった場合には、その行動に対して相手がどう思うかを考え、激しい怯え・恐怖心が生じる。実際相手は何とも思っていない場合も。
何らかの行動をとれない場合でも、相手に対する無意識の激しい怒りが自分にはね返ってくる感じで恐怖心
↓
動けなくなる、勝手に自滅

パターンを簡単に書いたけど、具体的な事実だけをみるととても私の中でこんなことが起こっているとは思えない。無意識でとる行動は、完全に理屈の鎧で防御されていて他の人には意識的には分からないことが多い。ただ敏感な人はこの無意識の私からの攻撃を何らかの形で受け取ってそれに対して非常にイライラするということもある。実際にイライラされて私も怖くなるということがある。

問題はこうした激しい怒りの無意識からの排出を抑えられないということだ。
変な話、自分から投げた炎の玉が跳ね返ってきてもろに火をかぶってしまい、やけどをしてイタイイタイと言っているような状態。こうなると動けなくなる。死にたくなる。これは病前からある問題。炎の玉を投げようと投げまいと、自分でも扱えないくらいの激しい怒りがわくのはわくからもうどうしようもないのだけれど。

具体的にいうと、習い事の先生があくびをしてあまり真剣に取り組んでくれていないように見えたときとか、仕事上のシステムの問題点のために自分が投入したエネルギーに対して十分な見返りがない（劣等感の補償をしてもらえない）とか。

習い事に関しては、初めはあくびをしてもしょうがない、実際そろそろやることもなくなってきているし、先生も相当疲れているの分かっているし、もしどうしても嫌なら言えばいいのだし、と理性的には分かっている。そして分かっていると自分でも思っている。
でも、私の無意識の自己愛は決してこの先生の行為を許していない。私の前であくびをしたということに非常に腹が立っている。それで天罰を加える並みの制裁を加えようとたくらんでいる。
理性的に判断した私は、自分でもそろそろ潮時、つまり教わることはだいたい教わったと思っているので、これを機にやめようと考える、それでやめるとメールを出す。
一方でこのときに、無意識の私は、「やめる」という制裁を与えたと考えている。特に先生はお金がないから稼がないといけないと言っていたことを十分に分かっていた。

それで客観的には何の問題もないのだけれど、メールが返ってくるまでが非常に落ちてしまった。なかなか向こうが忙しくて返ってこないということもあったのが、尋常でないまでにすぐにメールが返ってこないことで「やめるといったことを相手が怒っているのではないか」と怯えて、起き上がることができなかった。
結果、向こうも状況を理解して、理解を示したメールの返信が来て、円満にやめることになって、客観的には何の問題もなし。
だがここまで落ちてしまう自分に、当たり前だが、ものすごく困惑するし、どうしていいか分からなくなって、今後も同じことが起こるんだろうと怯えている。

まあ、このくらいの無意識の働きというのを全部封殺するとか、なくすとかいうことは考えない方がよいと思うのだがどうしたらいいのだろうか。。。

制裁行動・天罰行動をやめればいいかというと、やめてもやめなくても結局同じという感じがしなくもない。どちらにしても、習い事はやめどきという客観的状況があるし。やりたくないことを無理にやらなくていいという問題もあるし。でもその行動で自分の無意識は制裁を加えたと喜んでいる部分がある。

だが、仕事を劣等感の補償の場所として使うのはよくないなと思う。

つくづく自分の精神は成熟していないなあと感じる。

とりあえずどんなに能力の高い人でも、無意識の機制が働く場合があるから（ヒトラーなんかは人類を巻き込んだから私よりずっとタチが悪い）、そのことを考えすぎるのはやめよう。

とりあえずの対処法はどうしたらいいか
カウンセリングできいてみよう。