人生とは控えめに言って
地獄です。
そして地獄の砂漠を歩いている時に、実はそこに天国があることが
わかる人にはわかる。
ただ地獄を見ることは容易い
天国がここにあると、それを見極める目を持つには
地獄を直視する目を持たなければ
ならないのだと思う
天国は地獄の背後に隠れているわけでも
チラチラと見えるわけでもない
そこにしっかりと初めから、本当に初めから、存在している
それを見極められるかどうかは
逆説的だが
地獄をしっかりと見ているかどうか
にかかっているような気が
私にはします
私の親はその刃でもって、愛して然るべき娘の人生を完膚なきまでに叩きのめし、
私を根本から傷つけた。
そのことを直視できるかどうか
そしてそのことを直視した時に一体何が見えてくるのか
そこが重要なのだと思います。