うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

無力感の克服と自己肯定感の問題

私が父親への直接の攻撃をやめたのは、
自己肯定感が育まれるようになったからである。

昨日はもう最悪悲惨だった
なんて人生だと、具合も悪くなっていた
そしてそれをそのまま、コーチングアプリに書き込んだ

そして今日、私は何でこんなに具合が悪いんだと考えた
未だ父親と直接対決しようと思っているからだとわかった
怖い父親、理由は、病的だからだ
彼の病理は別のブログ記事で書いたから読んでもらいたい

そしてこう思ったんだ
「病的な人に直接攻撃する手紙を送って反撃が怖いと思うのは至極真っ当な感情ではないか」と。
そして、それは、つまり、うちの父は不気味で怖い、というのは、今は理解されていないと思っている、母でさ姉でさえ、話はもう聞きたくないと思っている夫でさえ、思っていることではないかと。

私はまずこの「父親が病的で怖い」という自分の素直な反応を肯定してみることにした。
それでいいと。自分がそう思っていることは肯定していい、と。

そして、うちの病的な父親という言わば”ラスボス”に何もたった一人で立ち向かう必要はないんではないのか?
と考えた。”世界中の悩み一人で背負ってたあの頃~”という歌があるけれども、まさしくそれ。
めちゃくちゃ不気味なやつをやっつける仕事、別に私が一人でやらなくてもよくね?
神様に任しておけばよくね?実はどこかで誰かがこっそり反撃してるかもしれなくね?
と思ったんだ。

いいんだ、自分は怖いと思って
いいんだ、自分にはもう無理と思って
いいんだ、自分にはもうキャパオーバーだと思って

だってそれ全部自分が思ったことなんだから否定しなくていいって

そして出てきた言葉が

「私は悪くない」

だった。
私はこの件に関して一切悪くないのだから、
この上私がこの不気味なラスボス父親を一人で倒す必要なんかないんだって
そんな労力使う必要ないんだって

誰かにやってもらおうよ、だって怖いんだからさ

私が私自身の中にある否定的な感情「つまり私にはこの人対応できない怖すぎて」
っていう感情を肯定できた瞬間だった。

私のトラウマはカウンセリングやそのほかのグループセラピー等で解決していこう

家族の分裂に関しては、
もしそこに愛情があったのならまた、愛情の元に家族は戻り始めるであろうし、
もし分裂したままならそれまでだったってことよって思えた

家族に爆弾ぶち込んでバラバラになってしまったことを否定していたけど、
自分が被害を受けた上にそれを告白した自分をさらに否定するなんて
絶対にしなくていいと分かった

あとは姉や母の態度への怒りについて
姉や母が私の味方をして父を攻撃してくれないことに対して腹を立てていた
しかしこれも見方が変わった
夫からこう言われたからだ
「お姉ちゃんやママが、本当に父親を嫌っていないと思うか?」
と。
ああそうかと思った。多分心の底では嫌ってるよ同じ女性だもん
でも私のあまりの攻撃力の大きさに、私に反発しただけなんだ
絶対彼らも父親のことは不快に思っているはず
そしてこう思った
姉や母が父に対してこの件に関してどう思おうと、どう行動しようと
彼らの勝手なのだと
私が一緒になって攻撃してくれないと不満を言うのは誤っていた
彼らもいつか心の準備ができた時や何らかのタイミングが来た時に、父に反撃してくれるかもしれない。いや知らないだけでもうしてるかも。

そして無力感の問題
私は無力ではない。自分でこの問題に対処しようと試みている。現実を動かそうとしている。
もうあの家族への告発で十分現実が動いた。ごまかしであろうが何であろうが父は精神科へ通わざるを得なくなった。

これだけの過酷な生育環境(学歴偏重主義で学歴によって存在価値を決める家庭、かつ、未熟で母子一体化を求める自立していない母親と、性的&暴力的&心理的虐待を行う愛情欠乏の父親)のもとで、ここまでよくやってきた、と。
自分はほかの人より劣っていると思っていたけれど
ほかの人はこんな過酷な環境で育ってはいない
ほかの人が同じ環境で育ってもなお、サバイブできているかどうかはわからない
だが、私はサバイバルしている。それだけで十分である。

自分のことを弱いと思っていたけど
自分自身を深く理解することによって
「自分はむしろ強く生きている」
と認知を修正することができた

以前より、よりしなやかに強くなってきたと考えている

自分を肯定し自分の気持ちに素直に従うこと
自分を肯定するからこそ、大変な時は逃げること、ギブアップすること、悲鳴をあげること。
他人の荷物まで背負って自分が解決しようとしないこと
それは無責任ってことじゃなくて、むしろ自分の人生に責任を持つからこそ、キャパを超えた自分をちゃんと判断すべきなのであると言うこと

本当にたまたま
#Metoo(私も)
で性被害の告発がなされるようになって来ている

私は家族への反撃をやめ
自分のカウンセリングで傷を癒し
これらのソーシャルな人々との繋がりを作って
そこで何度もこのトラウマ体験を話しながら癒していこうと
考えを変えた。