うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

現実逃避

自分が今、バリバリ症状がある
ということから現実逃避するため、もしくは、今現実に症状のために人生を進めることができないから、普通に人生を進めることを置いておくしかなくて、あるいは、病気の症状に対処するため、
私はずっとここ数年、病気でなかったら、決して踏み出さないような世界に、踏み出してきた。

それはだいぶだいぶ長すぎる旅路で、時には病気から遠く離れすぎて、自分がその長すぎる旅路から戻らなければならないことを忘れてしまうくらい、どんどん遠くへ行っていたと思う。

最近は、自分が自転車に乗って遠出したが、止まる駅ごと知らない駅名ばかりで、なんでこんなところに来たんだろう?何の目的で?なんて不思議に思いながら、やっと近くまで戻ってくるという夢を見た。夢の中で、特に焦ってはいなかったが、ペースがマイペースすぎてもっと速くスピードを出さないといけないのではないか、本当はもっと焦った方がいいんじゃないかとは思っていた。

夢は起きてから瞬時の感触が大切だ。それが自分へのメッセージだ。
起きてからの感触は、「とにかく遠すぎる」だった。小ぶりの自転車でスピードも遅くそれを早めようという気も特にないということは、キャパを超えて遠くまで来すぎているということだろう。ペースを早めるより、そんなに遠くまで行くな、というようなメッセージだった気がする。

「遠い場所」は直感的には、親へ性的虐待のことを言ったことが、かなり含まれているだろう。
言ったことが悪いということはない。その「知らない駅名」にたどり着いたことが、悪いということはない。それなりのベネフィットもあった。
しかし、反面、「今の何だったんだろう?」的な感触をもたらしたことも否めない。
で、何だったんだろう?みたいな。