うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

まだ治っていない感覚はある

回復は螺旋状だと思う。
薬の量とか一度戻ったかに見える
症状も一度戻ったかに見える
そういう目に見えやすいところでは、同じところを行ったり来たりしているように見えるかもしれない。

でも本当にぐるぐる回っているわけではなく、少しずつ上にあがってきているのだと思う。

だけどね、まだなんだよ
他の人には多分分からない、と思う

でもまだなんだってのは自分で分かる

身体がそわそわしている
とか
疲れた後、とても元気になれる時の自分が想像つかないほどになってしまう
とか
今毎日いろんなところへいっていて、決まったところへ行っていないんだけど
実はそれ症状のせいで、土日含め毎日何かしていないと具合が悪くなるからという前提があるわけで。

土日が休めない、という病気の症状の一部なんだ。

うらやましいよ

普通の人が、「土日がもう終わっちゃったー」って憂鬱になっているのが。
そんなに早く感じないもの。長い長い。土日はとても長い。

治っていないってそういうところなんだ。
なかなか描写しにくい部分なんだ。

時間感覚とかね、そんなの症状として記述しにくいでしょ。

普通は土日も含めて外で活動できてたらそれだけで健常者と一緒じゃないと思うかもしれない

でも違うんだ

私の正常は他の人と同様、土日は休めてしかも早く終わっちゃったーと思えることなんだ。
今の私は、土日にベッドに横にならないように必死になっている
横になると具合が悪くなるからだ

もう10年たつねーそろそろ。長いなあ。

一度神経がぶっちぎれると、回復までにこんなふうに螺旋状に時間がかかるなんてね。

私の場合は、底をついたし、3か月ぐらいで治ってしまう人より、
たくさんの問題と向き合った

向き合ってみないようにしてきたものを見た
だからこんなに時間がかかっている

見なければねこんなに時間はかからない

でも諦めていない

もとのようになることに。

土日が早く過ぎ去っちゃった、さざえさん症候群だってなることを諦めてない

それが本来の健康な時の私だったから

ベッドに横になるのも自由、疲れたら自然に眠くなる、そういうのを目指している

いつかなるのかな。今みたいに症状が悪化しないかいつも気を張っていないで済むときが来るのかな。

まだ治っていない

と思っている。でも前向きである。