うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

自分らしくとかいうけどさ

 人が、全くの一人で、自分のしたいことを見極め、それを追求していくだなんてことは、多くの人にはできないことなんではないのか。でも世の中は、「自分探し」という言葉があふれている。そのための自己啓発本もあふれている。でも
「見事本当の自分を発見して、幸福になりました」
なんて話、聞いたことあるか?その自分探しの例が、弁護士の資格を取ることで終わっていたりとか、自分の希望する人と結婚できましたとか、つまりなんかの箔がついたって話で終わってるんだけど、大事なのは「で、結局、その資格を取った後、あるいはその人と結婚した後、その仕事内容ははたして、あるいはその結婚生活ははたして、本当の自分と合っていたの?」ってところまでの話はないのである。でも大事なのそこでしょ?
 資格はとったけど、弁護士には向いてなかった、やっぱり本当の自分に向いている仕事は他にあるはず、とか言い出すのがオチだ。
 結婚はしたけど、俺はやっぱり浮気が向いてる、それが本当の自分みたいだとか言い出すのがオチでしょ?
 
 普通に考えて、人は自分のために生きられるほど、強くはないと、思わないか?自分のために生きられるほど、頭はよくないと思わないか?人は本来、自分のために生きるように作られていると、本当に思うのか?違うんじゃないのか。