うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

2020年4月〜2020年7月の経過

2020年4月:コロナ休み

コロナの影響で仕事がなくなる。運の良いことに、夫が在宅勤務となった。読書をしたり、同じく仕事のなくなった友人らと日中も連絡を取り合うなどして過ごし、コロナ休みで具合が悪くならないように積極的に対応していた。夫が在宅勤務であったことが大きく幸いして、症状の悪化を免れた。友人とは新しい形の繋がり方を得て、より親密な関係性が作り上げられた印象があった。

 

2020年5月:仕事が再開、コロナによる変化に対しての精神的危機

5月から徐々に仕事が再開するが、コロナの影響で新しいやり方に変化し、そこに積極的に適応していく。その過程で変化への適応に戸惑い、パニック発作を経験する。また、1ヶ月間も休みであったせいで、職場に復帰することにも、緊張を感じる。職場での人間関係でもやや摩擦がある。発作や怒りや焦りなどがあり、そのときの気持ちを隠さずに出す方向にシフトして、乗り切っていった。抗うつ薬レメロンを最大量の3錠に増やし、ヨガにも行き、不安感に対して積極的に対処していった。仕事があること、社会生活を送れることのありがたさを痛感する。友人とはコロナのことで連絡を取り合っている。

 

2020年6月:仕事ができる喜び、身体に感じる不安感の頻発

仕事で新しく定期的に研修に出るようになる。仕事が半分ぐらい元に戻り、世の中が動き出したことにも喜びを感じる。仕事の成果が現れるようになる。毎朝、仲直りしている実家の夢を見る。子供を作ることを再び考える。仕事の復帰に合わせて抗うつ薬レメロン3錠服用とヨガに積極的に行く。単発のカウンセリングや占いも受ける。不安感は頻発している。カウンセリングをする中で、子供が欲しいということは必ず仕事とセットで出てくる話であることが理解され、本当に子供が欲しい場合は仕事と関係なく単独で思うものだと納得感が出てくる。

 

2020年7月:抑うつ感の解消から不安感頻発に症状変遷

2010年のトラウマが関係しているため、認知行動療法のカウンセリングを受けることになる。誕生日周辺で具合が非常に悪くなる。睡眠不足でヨガに行っていなくても抗不安薬を服用しなくても仕事をやり遂げることができたり朝の考え込みすぎをストップさせたりすることができた経験が自信に繋がる。洋画をよく見る。仕事をして人の役に立ちその対価としてお金がもらえることの喜びを噛み締めている。時折襲ってくる不安感があるが、座椅子に座っていて具合が悪くなる頻度はなぜか激減。これまでずっと問題であった、「休日に具合が悪くなる」ということが顕著でなく、ヨガに行ったり、夫とあるいは一人で映画を見て過ごす。症状が変遷している。私にとって精神疾患を引き起こす元凶であった、愛情がないが力がある父方の祖母が自殺する夢を見、実家にある有害であった価値観が自分の中でなくなったことを実感する。