うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

焦り・不安

周囲と比べて自分が乗り遅れている焦りと、自分自身への不安がある。ずっとそのことを考えていたりもする。椅子に座ってずっと考え込んでいるというようなことがある。そういうときは寝てしまうようにしている。ただそうやって落ち込んでいても日常生活の身の回りのことはできるようになった。昔は行動に移せなかったと思う。

 それでも落ち込んでいるときは本当に何もできなくなってしまう。だからすぐに気が変わる。予定もすぐに変える。入れたりキャンセルしたりを繰り返す。観ようと思って借りたビデオもなかなか観れずにそのままみないで返してしまったりということもある。とにかく気が変わりやすい。

 できそうだと思ったらできなくなったり、こうやろうと決めてもすぐにできなそうに感じて変更したりする。

 焦っているなあとは思う。

 仕事のことはいつも考えてしまう。自分は復帰は無理なんじゃないか、でもそうすると収入が足りない、でも自分は無理、他の仕事は慣れていないから無理、でも今の仕事はこれでつまづいてしまったから無理、というようにぐるぐる考え込んでしまう。

 将来のことなんて特別考えないでいられるときもある。そういうときは何か人と楽しめたりするときだが、そういうときばかりではないので、そうじゃないときは大抵将来のことを考えている。親のことも考えている。大抵は恨んでいる。夫にもっと病気のことを理解してもらいたいのに理解してもらえていないとイライラしたりもする。一度そうなってしまうとなかなかそこから抜け出すのが難しい。考え込んでしまう。苦しい。

 そんな自分を振り返ってまた落ち込む。こんなにいちいち落ち込んでばかりでやってられるんだろうか、と。昔暗いと言われていたこととかを思い出す。人前でもずっと落ち込んだりしていたと思う。

 何か今回の病気で身につけたのかそれとも、ただ自信のなさを上乗せしただけなのではないかと思ったりしておちこむ。一番悔いているのは、底を突き抜けたことだ。よく限界を超えられるというけど、良い意味で、悪い意味で底の限界を自分は突き抜けられることを知ってしまった。心が弱いことは知っていたけど、ここまでいってしまうとは思わなかった。そのことがまた自分自身を落ち込ませる。慎重になりすぎて何もできなくなってしまうのではないか、と不安になっている。

 せっかくビデオを借りてきても楽しみにできていない。途中ですぐ飽きてしまう。もう楽しみの一つではなくなったということか。読書もしない。結局自分は何が好きなんだ。ただエネルギーが不足しているだけではないだろうか。