うつ病・不安障害日記

毒親の両親に育てられ、成人後ひどいうつ病を発症した毒子日記です。

昔の感覚戻ってきて。。。

健康な時にはきづかなかった何でもないこと

 たとえば、夜楽しみにしているテレビがあるとして、なかなか手がつかない家事があったとして、そのときに、「そうだテレビまでに家事やってしまおう!」とか思う瞬間ってあるでしょ。

 健康な時ってこういうのを日常の中で知らず知らず体験しているもの

 今日少しその感覚を思い出したような気がした。

 なかなか夕食の準備にとりかかれなかったけど、今日みたいテレビがあって、そのこと考えてやる気出た

 そして思った。

 これ健康な時普通にやってたよね。

 〇時までに、お風呂入って、〇〇みよ~、みたいな楽しい感覚。

 うつ病になってから、それを完全に失っていたことに思い当たった。その感覚を少し思い出した。

 うつ病になるとなぜ失うか。
 
 まずテレビが楽しくない。楽しいと感じない。今まで面白かったと思っていたものにまで全部の興味を失う。

 それから家事がおそろしく億劫。ただ普通の人の言う「やりたくないなあ」というレベルとは全くかけ離れたレベルの億劫さ。もうこれは「できない」の範囲に入ると思う。認知症の人が一生懸命何か覚えさせられてるようなもの。

 だから、この普通の人が普通に感じているこの感覚は、うつ病になるとなくなってしまう。

 やっと思い出せた。

 少し嬉しかった。

 人生全体をどうこうしなくても、こうやって日常の感覚取り戻していけば幸せになれるんじゃないかと